第90回日本生理学会大会

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会長挨拶

ご挨拶

 第90回日本生理学会大会の開催に当たり歓迎のご挨拶を申し上げます。

 今年で90周年を迎える日本生理学会大会は、江戸情緒の残る東京スカイツリーの近くのタワーホール船堀(東京都江戸川区)において、2013年3月27日(水曜日)から29日(金曜日)の期間で開催されます。この記念すべき大会を、当教室が主催させていただくことは大変光栄なことと存じます。

 今回の大会は、メインテーマを「進化し続ける生理学」とし、日本生理学会がこれまで長きに亘り、医学・医療の様々な分野において果たしてきた様々な貢献を、より進化させる契機となればと願っております。また今回の大会では、多数のシンポジウム企画、920題を超える演題応募をいただきました。会員の皆様のご協力に感謝申し上げるとともに、ご助言、ご指導を賜りました方々にこの場をお借りいたしまして、心より御礼申し上げます。おかげにて、メインテーマの趣旨を踏まえるかたちで、参加される方々にとって有意義、且つ魅力的な様々な企画を立案できたと喜んでおります。

 また本大会においては、特別講演として各界の第一人者の先生方をお招きすることができました。とりわけ90周年を記念して、アメリカ生理学会のBarrett会長をはじめ、元日本学術会議会長である黒川清先生などから、日本生理学会へのエールをいただきます。またシンポジウムは総数70を超えるセッションからなり、なかでも今日の日本生理学会を背負う人物を多数育成された故佐川喜一先生の功績を偲び、佐川喜一記念シンポジウムを企画しました。先生の研究が、世界の生理学をどのように進化させ、現在に受け継がれているかを、かつて直接の指導を受けた、学会の第一人者をお招きして振り返りたいと思います。さらにポスター発表では若手研究者を対象に佐川喜一賞を設けました。一方で、日本人初の女性宇宙飛行士である向井千秋先生をはじめ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との協働で、宇宙医学研究の研究戦略や未来への展望について、エキスパートの方々から最先端の研究成果について発表いただきます。

 3月下旬の東京都内は、早い時期ですと桜の季節を迎えます。東京には隅田川沿いや皇居周辺など全国的にも有名な桜の名所をご堪能いただけますので、多忙な日常業務から離れ少しでもリフレッシュいただけましたら幸いです。また、「東京スカイツリー」も開業から約1年を迎えます。学会参加の機会に、東京の新名所に是非足を運ばれてはいかがでしょうか。

 末筆ではございますが、本大会が皆様にとって実り多い交流の場となることを祈念するとともに、多数のご参加を心よりお待ち申し上げております。

2013年3月

第90回日本生理学会大会
大会長 石川 義弘
横浜市立大学大学院医学研究科循環制御医学 教授

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